富士電機は、韓国・ソウルに100%出資の子会社「富士電機コリア」(細谷祐二社長)を4月5日付で設立した。資本金は10億ウォン。
新会社は、同社の子会社富士電機機器制御が有する富士電機機器制御コリアの全株式(20万株)を同社が譲受し、社名変更したもの。
韓国では、鉄道、電力など社会インフラ分野、および自動車、鉄鋼、電機、食品を中心とした産業分野の設備投資は、今後も堅調に拡大していくことが予想されていることから、これまでのコンポーネント中心の販売に加え、プラント向けシステムの拡販強化にも取り組むことで、韓国における富士電機の総合販売会社として、現地密着の営業活動を展開していく。
主な事業概要は、産業分野における各種プラント向けシステム(受配電設備、計測機器、UPS、高圧インバータなど)の販売、エンジニアリング、およびアフターサービス、セットメーカー向けコンポーネント製品(インバータ、サーボ、器具等)の販売、社会インフラ分野における各種プラント(発電設備、整流装置など)の販売支援など。