オープンフィールドネットワーク「MECHATROLINK」の普及促進に取り組んでいるMECHATROLINK協会は、新年度4月1日から会員種別に「ユーザー会員」を新設した。
MECHATROLINK協会の会員種別は現在、幹事会員(6社)、特別会員(11社)をはじめ、一般会員、情報会員で構成されており、今年3月末現在の会員数は世界で1519社、対応製品数は325となっている。
また、拠点も日本のほか、ドイツ、米国、韓国、中国(2カ所)と世界主要地域に開設して、普及に取り組んでいる。
今回ユーザー会員を新設したのは、さらに多くのユーザーにMECHATROLINKを使ってもらうのが大きな目的。ユーザー会員の対象条件は、開発品を単品で外販しない機械メーカーやセットメーカーなどとなっている。
また、会員としての権利や義務は一般会員と同じであるが、販売の権利は除いている。
同協会では、これを機にさらなるMECHATROLINKの普及に向けた活動を強め、オープンフィールドネットワークでの地位を高めていく。