日本プロフィバス協会は、2012年末でのオープンフィールドバス「PROFIBUS」の機器設置台数が全世界で累計4360万台、産業用イーサネット「PROFINET」の累計設置ノード数が580万台に達したことを明らかにした。
PROFIBUSは89年にリリースされたオープンネットワーク技術として24年の歴史を持ち、12年1年間では350万台設置された。
また、PROFINETも12年1年間で150万台(前年比15・4%増)に増えている。
これは、工場現場にイーサネット技術によるIT技術を活用することで、製造業に新しい価値を付加したいと考えているユーザーが多くなっていることがある。
さらに、特定アプリケーション向けでも、プロセス産業に750万台のPROFIBUS機器が、安全用アプリケーションに使用されるPROFIsafe機器は12年に60万台(同50%増)が出荷され、累計では215万台が設置されている。
なお、調査会社IMSリサーチによると、PROFINETのシェアはEtherNet/IPと並んで30%とトップを確保し、PROFIsafeも41%となっており、トップシェアであるとしている。