オムロンの2013年3月期連結決算は、売上高6504億6100万円(前期比5・0%増)、営業利益453億4300万円(同13・0%増)、税引き前純利益412億3700万円(同22・9%増)、純利益302億300万円(同84・3%増)となった。
(1面参照)
セグメント別の売上高は、制御機器事業のIABが2630億円(同2・9%減)、電子部品事業のEMCが841億円(同1・3%増)、車載事業が976億円(同14・8%増)、社会システム事業のSSBが688億円(同20・2%増)、ヘルスケア事業のHCBが715億円(同14・5%増)となった。
IABは、海外では米国の自動車関連業界が堅調で、中国も底堅い需要に支えられた。しかし、国内が電子部品関連業界、半導体関連業界の設備投資の伸び悩みが影響した。
EMCも、米国、中国が堅調に推移し、国内も自動車、インフラ関連、事務機器、モバイル関連の需要が増加した。
14年3月期は、売上高7100億円(同9・2%増)、営業利益580億円(同27・9%増)、税引き前純利益565億円(同37・0%増)、純利益400億円(同32・4%増)の増収増益を予想している。このうち、IABが2820億円(同7・2%増)、EMCは940億円(同11・8%増)の売り上げを計画。
人事異動
(5月21日付)
▽社長付(グローバル監査室長)執行役員津田正之▽グローバル監査室長(インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー企画室長)同十河太治
(6月20日付)
▽常勤監査役(執行役員)津田正之▽退任(常勤監査役)湯川荘一。