スワロー電機は、単線・棒端子を端子台の穴に差し込むだけで簡単に結線ができる、プッシュイン式の端子台を備えた産業用トランス「PIシリーズ」を発売した。
PIシリーズは、同社が金型から製作し成形部分を独自に開発した端子台を採用(特許申請中)。単線・棒端子は、電線を差し込むだけで、極めて簡単・スピーディに結線ができる。
また、IV電線(屋内配線用ビニル絶縁電線)は、マイナスのドライバーで端子部のバネを押して差し込むだけで簡単に結線ができる。
電線を取り外す場合は、マイナスのドライバーでバネを押せば簡単に取り外せる。
用途は盤用などが中心で、単相複巻が容量30VA~1kVAまで、単相単巻が容量50VA~2kVAまでをラインアップしている。
同社では、8年前にねじアップ式端子台を採用したトランスを発売、結線作業と時間を大幅に短縮するトランスで、着実に市場に浸透してきた。
今回、さらに画期的な結線方式を採用したPIシリーズを発売し、さらなるシェアの拡大を図る。
(http://www.swallow.co.Jp/)