コンテック(漆崎栄二郎社長)は、ボックス型コンピュータBX955の後継上位機種として、CPU性能2倍、グラフィック性能3・5倍に高めつつ消費電力を30%低減させた「BX955Sシリーズ」=写真=を10日に発売した。外形や機能面での互換性を確保しているため、システムリプレース・アップグレードが容易に行える。
新製品のBX955Sシリーズは、2コア4スレッド対応の第3世代インテルAtomプロセッサを採用、通信・制御・HMIなど複数アプリケーションの安定した同時並行処理を実現した。また、高度な演算処理が必要な用途にも適用できる。
外形はW182×D155×H35ミリの省スペース設計で、わずか50ミリの隙間にA5サイズの小さな面積で設置でき、装置の小型化に貢献する。
このほか(1)ランニングコスト削減と省エネルギー化を実現(2)ツインcFastカードスロットなどの豊富なインターフェイス(3)組込用途に必要な安心設計(4)10・8~31・2VDCのワイドレンジ電源などの特徴を持っている。