コグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8、TEL0120―00―5409、井上誠社長)は、バーコードリーダ「DataMan8000シリーズ」をモデルチェンジした。同社独自の高性能テクノロジーを新たに搭載し、従来モデルでも定評のあった読み取り率と速度の両方でさらに向上を図った。
新製品では、固定式モデルに先行採用していた「Hotbars」と「2DMax+」をハンドヘルド型モデルにも初搭載し、高い読み取り性能を実現している。Hotbarsは、一次元バーコードの最高の読み取り率と速度を実現する独自開発の画像解析テクノロジで、損傷、ぼやけ、極端な遠近歪み、欠け、反射など、さまざまな難しい状況・状態のバーコードでも、高速かつ簡単に読み取りできる。
また2DMax+は、台形歪み、低コントラスト、ファインダ/クロックパターンに損傷のあるコードなど読み取りが難しいものや、DPM(ダイレクトパーツマーク)コードでも高い性能を発揮する二次元コード読み取りアルゴリズム。
さらに、広い被写界深度を実現する新開発のデュアルフォーカスモードの採用により、遠距離の大型バーコード読み取りから極小二次元コードの近接読み取りまでを1台のリーダで対応可能。DataMan8000シリーズには8500と8100の2機種がある。