組込みボックス型コンピュータ東芝、バリューモデル発売

東芝は、小型組み込みボックス型コンピュータにバリューモデルの「EC20モデル100」の販売を開始した。

新製品は、同社が産業用コンピュータで長年培ってきた技術を生かしながら、機能を厳選して低価格を実現したもの。

メインプロセッサーにはインテルのCeleron807UE(1・0GHz)を採用するとともに、ギガビットイーサネット2チャンネル、USB2・0を4チャンネルそれぞれ標準搭載している。

また、冷却ファンのないファンレス構造のためファンの定期交換が不要で、回転による騒音や塵埃の吸引・飛散などが防止でき、サイズも98W×198H×203Dミリとコンパクトなため様々な場所に縦・横自在に設置できる。

さらに24時間連続稼働を前提とした高信頼・長寿命部品を採用し、ディレーティングを考慮したハードウェア設計を行うとともに、1ピットのメモリエラーを自動訂正可能な高信頼ECCメモリーを搭載している。

そのほか、UPS(無停電電源装置)との組み合わせ使用時の安全を確保するリモートシャットダウン信号入力コネクターを標準で装備、入力は標準仕様でDC電源駆動を装備しオプションでAC入力にも対応、メンテナンス性に考慮してHDD、SSD、バッテリーを前面から点検可能などの特徴を有している。

産業用コンピュータの長期安定供給に対応、販売開始後5年間の製品供給と、製造終了後7年間のメンテナンスサービスも継続して行っている。

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