サンワテクノスの2013年3月期連結決算は、売上高882億6400万円で前期比1・6%減、営業利益22億6900万円で同31・0%減、経常利益25億1900万円で同26・0%減、当期純利益15億2000万円で同23・0%減となった。
部門別売上高は、電機が222億2200万円で同9・3%減、電子が586億2800万円で同3・0%増、機械が74億1200万円で同10・8%減。
電機は、新エネルギー関連の堅調増加、太陽光発電システム向けの制御機器等の販売の大幅増加の一方、有機EL生産設備の需要減少、真空ロボットの販売減少、半導体製造関連装置向けクリーンロボット販売や産業機械向けモータなどの電機品販売が減少した。
電子は、中国市場の低迷で、インバータ、サーボモータ、産業機械向け電子部品販売が減少したものの、太陽光発電システム向け電子部品販売が増加した。
機械は、全体的に設備投資の動きが弱く、設備機器の販売が減少した。
14年3月期は、売上高980億円(前期比11・0%増)、営業利益31億円(同36・6%増)、経常利益34億円(同34・9%増)、純利益20億円(同31・5%増)を見込んでいる。