磁気近接スイッチ、フロートスイッチ、無人搬送車用センサメーカーのエヌエーは、磁気近接スイッチを利用したユニークなセンサ分離型フロートスイッチを発売した。静電容量センサや超音波センサの欠点とされている液体タンク内部への液体付着による誤動作をなくすことに成功、高い評価を得ている。
新製品のセンサ分離型フロートスイッチは、独自の磁気近接スイッチ長距離検出技術とフロート技術によりセンサ部の分離を実現した。液体タンクの外に設置した磁気近接スイッチでフロートに内蔵されたマグネットを検出する方式で、フロートは液体の量に追従して上下するため、液体の水位を確実に検出できる。
タンク内にセンサ部がないため、装置からのタンクの取り外しが簡単にできる。また、タンクの洗浄時などの取り扱いに気を遣う必要もなくなる。タンク内面に液体が付着したり、液体面付近に泡があっても正確に液体位置を検出できる。
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