日本電気計測器工業会(JEMIMA、堀場厚会長)は、「第53回定時総会」を東京・クラブ関東で17日開催し、2012年度(平成24年度)事業及び決算報告、13年度(平成25年度)事業計画及び収支予算などを審議し、承認した。
総会には委任状も含め会員82社が出席した。総会の冒頭、あいさつ立った堀場会長は「JEMIMA最大のイベントである計測展が今年、東京で開催されるので、ぜひ成功させたい。また、国際化の推進では、国際標準化事業でリーダーシップを発揮できているが、海外展示会との連携はまだまだこれからである。この2年間やりたかったことは進んでいるが、それなりの課題も残っており、次の新体制で成果と課題を共有しながら工業会の方向がぶれないように取り組んでいただきたい」と述べた。
また、役員の改選も行われ、新会長に海堀周造横河電機代表取締役会長を選出した。
海堀新会長は「今年度は3カ年計画の最終年度になるが、国際化の推進、計測展のさらなる改革、工業会の基盤強化の3点を重点方針に、これまで以上に会員満足に重きを置いた工業会活動を進めたい」と抱負を語った。