タムラセーフティシステムズは、FIBOX社製制御箱「CABシリーズ」を好評発売中である。
CABシリーズは、防弾ガラスや安全ヘルメットなどに使用されているポリカーボネート(PC)製。PCは耐衝撃性に優れ、弾性強度が高く変形しにくいのが特徴。同シリーズは高気密で防塵構造維持が容易である。
鋼板製制御箱は衝撃などで変形した場合、元に戻らず、火山噴火による火山灰や地震などによる埃、台風や水害、津波による塩害や水の浸入により、接触不良や漏電事故の原因となる。
同社は「防災には制御箱も本質安全構造が基本」としており、CABシリーズはこうした災害による故障源を防止する制御箱として需要が拡大している。
IP65の保護構造で、DINレールフレームを使用し組立工数の短縮を図っている。斬新なデザインの内部パネルは部外者による誤操作を防止、安全向上が図られている。
FIBOXは、フィンランドに本社を置く樹脂製産業用保護ボックスメーカー。1000種類以上を品ぞろえし、世界各国で使用されている。
(http://tamura‐safety.com)(紙上参加)