【名古屋】パナソニックデバイスSUNXは、鮮明なスポットと業界最速クラスの応答時間で、ピンスポットでの長距離・微小物体検出を可能にするレーザセンサ「アンプ分離デジタルレーザセンサLS―500シリーズ」を発売した。
同シリーズには、業界最小クラスの4種類のセンサヘッドがラインアップされ、幅広いアプリケーションに対応している。「透過型M6ヘッドONタイプ」は、堅牢SUSボディ採用、検出距離1メートル、取り付けやすいM6ネジ1点留め。「透過型角型ヘッドONタイプ」は、保護構造IP67により、水やホコリの多い現場でも使用でき、位置決めが簡単な光軸調整スクリーンを装備する。
「同軸反射型」は、業界最小、幅8×高さ23×奥行き18ミリの薄型形状。同軸構造の採用で、狭いスペースでも安定検出が可能。「同軸ミラー反射型」は、業界最小、薄型形状で同軸構造を採用、検出距離10ミリ~1メートルを実現し、近距離検出に対応する。
主な特徴は、(1)取り付け調整時に便利な動作表示灯を、センサヘッド全機種に装備(2)業界最速クラスの応答時間60μsを実現(3)手軽に使用できるようにファイバセンサ「FX―500」とほぼ同じ操作方法、メニュー表示、形状を採用(4)光軸のズレやホコリなどによる光量低下を検出し、警報として出力できる自己診断出力(5)長期的な環境変化(ホコリなど)による光量の変化に追従し、自動でしきい値の再設定を行える、しきい値追従機能―など。
センサヘッドは、赤色半導体レーザダイオードで、発光ピーク波長は660ナノメートル。アンプには、コネクタタイプとケーブルタイプがある。