計測・制御・監視総合メーカーのチノーは、新発売の指示調節計「DB600シリーズ」が、5桁11セグメント表示で読みやすく、しかもPID制御と独自のZ制御アルゴリズムを選択できるため好評である。
DB600シリーズは、表示精度プラスマイナス0・1%、制御周期0・1秒のデジタル指示調節計で48ミリ角、48×96ミリ、96ミリ角の3サイズが揃っている。
制御方式は、対象に合わせてPID制御と、植物の恒温機能をアルゴリズム化した独自の“Z制御"の2つの形式から選択できる。
とくに、Z制御は立ち上がり時や外乱発生時の操作量を抑制できるため、従来のPID制御よりも省エネルギー運転が可能である。また、オートチューニング方式を新開発、オーバーシュート抑制や調整時間を短縮できる。
このほか(1)5桁11セグメントLCDを搭載、プログラム運転時には上昇・下降・維持の状態も把握できる(2)表示精度はプラスマイナス0・1%、制御周期0・1秒(3)マルチレンジ入力などが特徴。
(http://www.chino.co.jp)