MECHATROLINK協会(MMA)は、「2013年度総会と講演会」を東京・秋葉原UDXカンファレンスで13日開催、会員約100人が参加した。
同協会は、03年に前身のMECHATROLINK
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Clubとして発足して以来、今年で10周年を迎えた。今年はその記念も兼ねて盛大に開いた。はじめに、MECHATROLINK協会幹事長で安川電機取締役小笠原浩モーションコントロール事業部長があいさつに立ち、「10周年を迎えたが、長かったかなと思う。中国ではマスターもスレーブもデザイン性でアピールすることでメカトロリンク対応製品の数が増えている。それにつれ会員数もこの1年間で360社増えて620社となり、国別で1番になった。これからも市場を攻めながら皆さんの利益と売り上げが増えるように、協会を利用して活発に情報交換をしてもらいたい」と述べた。
続いて、4月からMECHATROLINK協会事務局代表になった三輪卓也氏が活動報告を行った。
この中で、会員がこの1年間で485社増えて1519社と1500社を突破したことを明らかにした。ノード数も33万ノード増え、累計290万ノードに達し、対応製品も346機種になった。さらに、IEC規格も今年末には認定が予定されている。
また、13年度は「next10成長から飛躍へ」のもと、モーションフィールドネットワークのデファクト化を目指し、ユーザーへの普及活動やシステム提案力を強化していく。また、「制御システムセキュリティ文化会」を新たに設けることになった。
総会終了後の特別講演会は、富士機械製造の粟生浩之氏と、フリーアナウンサーの福澤朗氏が行った。
会員のエム・システム技研、東京エレクトロンデバイス、安川電機、ワイ・イー・データの各社から製品紹介も行われた。