壬生電機製作所(京都市南区吉祥院仁木ノ森町50、TEL075―681―8561、宮澤勇夫社長)は、屋外の厳しい設置環境にも対応し、太陽光発電システムのパワーコンディショナの保守点検に最適な熱硬化性樹脂を採用した断路端子台「DN―30」=写真=を発売している。
DN―30は、本体に耐燃性、耐熱性、耐トラッキング性、耐発火性に優れた熱硬化性樹脂を採用。高温・高湿下でも長期にわたり、寸法や物性が安定しており、安全性・信頼性に優れる。
屋外の厳しい設置環境にも対応し、特に、太陽光発電システムのパワーコンディショナの保守点検に最適である。
耐溶着性、耐アーク性、接触信頼性に優れた銀・ニッケル接点を使用。配線を外さず通電状態で、電源回路などのパワー負荷の切り替えが可能である。
さらに、熱硬化性樹脂の採用で、投入・遮断時のアーク発熱による樹脂の変形や溶解を防ぐ。
作業しやすいネジアップ方式で、ネジの脱落がなく圧着端子の配線作業が容易。
さらに、充電部の露出をなくしたフィンガープロテクト構造で、感電事故や短絡事故の未然防止に役立つ。
高電圧仕様に対応し、定格絶縁電圧はAC/DC1000V、定格インパルス耐電圧は8kV。