三菱電機は、グラフィックオペレーションターミナル「GOT1000シリーズ」に、5・7型ハンディタイプの「GT14ハンディGOT」を追加した。
標準価格はTFTカラー(6万5536色)タイプが18万8000円、TFTモノクロ(白/黒16階調)が14万5000円。
GT14ハンディGOTは、同じ5・7型のGT11に比べ、前面サイズが約24%小型になり、質量も約0・21キログラム軽い約0・79キログラムとコンパクト設計となっており、手になじむ3Dグリップデザインの採用で片手でも楽に操作できる。
また、危険時における万が一に対応して、3ポジション方式のイネーブルスイッチを採用、危険時には押しても離してもスイッチ操作が解除されるため、誤操作や機械の運転禁止用インターロックとして安心して使える。
同時に、非常停止スイッチもb接点タイプを採用することで、装置の安全を確保するとともに、オプションで誤操作を防止するスイッチガードカバーを完備している。
さらに、表示面はIP65fの防油保護構造となっており耐環境性に配慮している。
そのほか、装置や盤を開けずにパソコンからケーブルが接続できるFAトランスペア機能のUSBインタフェース(デバイス)を備えており、シーケンサやインバータ、サーボにも接続可能。
なお、同社の画面作成ソフトMELSOFT「GT
Works」にも対応している。