各種工業用ビデオカメラの竹中システム機器(京都市山科区大塚野溝町86―66、TEL075―593―9300、北川博司社長)は、200万画素340フレーム/秒出力の、フルフレームシャッタカメラ「型式FCM2MPL(白黒)」=写真=、同「FSM2MPL(カラー)」、及び400万画素180フレーム/秒出力の、同「FCM4MPL(白黒)」、「FSM4MPL(カラー)」を発売した。価格はオープン(レンズ別)。年間販売目標は各500台。
新製品は、撮像素子に2/3インチ(FCM2MPL、FSM2MPL)、または1インチ(FCM4MPL、FSM4MPL)のCMOS撮像素子を採用。ビデオ出力は産業用デジタルカメラインターフェイスの統一規格「カメラリンク」に適合。
10タップのカメラリンク出力により、全画素を最速340フレーム/秒(FCM2MPL、FSM2MPL)、または180フレーム/秒(FCM4MPL、FSM4MPL)の高速で読み出すことができる。
CMOS撮像素子により、高速で移動中の物体も歪みのない画像が得られ、画面内に高輝度部分が映り込んでもスミア現象が発生しない。
映像信号は転送速度に合わせ、カメラリンク規格のBase/Medium/Full/Deca(10TAP)の各出力コンフィギュレーションを切り替え使用することができる。