電設大手の河村電器産業(愛知県瀬戸市暁町3―86、TEL0561―86―8111、河村幸俊社長)は、耐震性能1000galを実現した高耐震荷重データセンターラック「G―Class」を発売した。
販売価格は、幅600ミリタイプが26万7000円から、幅700ミリタイプが28万2000円から。
新発売のG―Classは、神戸地震波の1・25倍の揺れに耐える堅牢構造である。地震波1000gal、耐震荷重840キログラム、許容荷重1000キログラムを実現しており、従来の高耐震型NDラックに比べ大幅に向上している。
その他の主な特徴は(1)コンセントバーを2本並列で設置できるスペースをラック背面に確保(2)サーバーの出し入れや通路確保など作業のし易い270度開閉を実現(3)冷却効率と配線作業を考慮し底面開口を大きく開けた(4)既設ラックNDタイプとの連結も可能などの特徴を持っている。