日東工業は、今月2日開催の東京を皮切りに大阪、名古屋で「2013プライベートショー」を開催する。太陽光発電、充電、電源、FAキャビネット・熱対策、ICT(情報通信)、危機管理関連の6ゾーンに参考製品、近日発売製品を含め最新技術・製品を展示、省エネから「創エネ+蓄エネ」へ新たな市場ニーズに応える同社の姿勢を訴求する。3会場で4000人の来場を見込む。
東京会場は2、3日の2日間、秋葉原UDXで開催した。電気設備工事、住宅メーカー、設計事務所、通信事業者、通信設備工事、SI/情報サービス、コンピュータ・周辺機器メーカー、EV・PHEV事業者、電材商社、制御機器商社などが来場し賑わっていた。また、「産業用太陽光発電の最新動向」、「EV・PHEV用充電インフラ普及に向けて」をテーマにしたセミナー会場も、タイムリーな情報を入手する聴講者で満席であった。
会場正面に、プラグイン分電盤シリーズの特徴を生かしたプラグインPDU(電源盤)を配置し、データセンター・サーバルーム用電源設備の新しい形を提案している。
太陽光発電や充電関連では、同社の各工場で発電事業を行い、また、スマートグリッド時代の実現可能性のための実証実験に取り組んで蓄積した最新技術製品を出展。
太陽光発電関連ゾーンは、高圧系、監視・1000V、低圧連系に分けて、今年の電設工業展製品コンクール受賞の監視システムPVマネージャー、参考出品の接続箱DC1000Vタイプ、近日発売の50kW以下低圧連系、蓄電池が搭載可能なフレーム式キャビネットなどを紹介した。