富士電機は、モールド変圧器「トップランナーモルトラ2014」=写真=の販売を開始した。
新製品は、トップランナー方式として経済産業省が定めたエネルギー消費効率の新基準に適合した「トップランナー変圧器」で、同社従来品比で全損失を約40%低減している。これにより消費電力を抑制して年間電力料金を削減し、設備や施設の省エネに貢献する。
また、鉄心材に低損失や低騒音に効果のある材料を使用し、同社従来品比で10〓と大幅な低騒音化を実現しており、劇場や病院など静音稼働が求められる設置環境にも対応できる。
さらに、新基準を適用しながらも、床面積を同等にすることにより、収納される配電盤や、電気室での設置スペースなども従来通りの活用が可能で、床面積を現行品と同等とし、置き換えも容易。