ピーアンドエフ(横浜市緑区白山1―18―2、GEL045―939―7802、太田階子社長)は、マイナス50℃まで対応可能なSIL3対応の本質安全防爆近接センサ「NJ10―30GK―SN」=写真=の販売を開始した。
新製品は、検出距離10ミリ、M30の円柱型で、金属埋め込みも可能なNAMUR出力の本質安全防爆仕様となっており、高温も100℃まで対応できる。厳寒地のプラントや建機、冷凍庫などのアプリケーションに適しているだけでなく、防爆エリアにも使用できる。
従来は耐低温仕様マイナス40℃であったが、今回新たにマイナス50℃まで対応品を加え、品ぞろえを強化した。
また、フェールセーフ対応の専用電源「KFD2―SH―EX1」と組み合わせることで、IEC61508規格のSIL3レベルの安全センサとして機能する。ただし、SIL3条件を前提として使用する場合の保証温度はマイナス40℃。
保護等級はIP68。防爆認定も国内TIIS、アメリカのFM、中国NEPSIを取得、ヨーロッパATEX指令準拠品。
同社ではこのモデルの他、マイナス40℃まで対応のSNシリーズを円柱、角型など豊富なバリエーションで用意している。