環境やエネルギー対策が世界で関心を呼ぶ中で開かれた「JECA
FAIR2013(第61回電設工業展)」は、過去最大の出展社223社が最新技術を競い、来場者も10万人を初めて超えた。恒例の製品コンクールには46社がエントリーしたが、近未来を形づくる優れた先端技術が多くの来場者を惹きつけていた。
例年以上に盛り上がったJECA
FAIR2013の余韻が残る7月4日、製品コンクールの表彰式が行われた。
主催者の山口学日本電設工業協会会長、来賓の鈴木千輝国土交通省大臣官房官庁営繕部長は、過去最大規模の展示会と最高の来場者数を報告したあと、製品コンクールに触れ「環境と省エネ、創エネに対応した製品が多かった」とあいさつした。
表彰式では、国土交通大臣賞受賞の河村電器産業水野一隆副社長が受賞者を代表して謝辞を述べた。
製品コンクールは、電気設備の技術の向上と電気保安の一層の確保を図ることを目的に行われており、審査には公共機関や設計会社、学識経験者、ゼネコン、サブコンなどで構成された審査委員が参加製品の着想、構造、材質、性能、価格などを総合的に勘案し、国土交通省、経済産業省、環境省の各大臣賞をはじめ9つの賞を決定する。
今年はとくに、地球温暖化とエネルギーの安定供給が社会の大きなテーマになる中で、社会インフラで重要な役割を担う電設技術による安心・安全、環境性、社会貢献度を選定の基準にして審査。その結果、参加46社のうち13製品が受賞した。
国土交通大臣賞を受賞した河村電器産業の計測機能付住宅用分電盤「enステーション
EcoEye」は、既存の電気分配と遮断機能だけの分電盤の役割を一変させた。エネルギーと情報ネットワーク機能を備えた近未来ホーム分電盤として高く評価された。展示会場でもHEMS向けエネルギー計測機能付住宅分電盤はスマートハウスに最適として、来場者の話題を独占していた。
今回のJECA
FAIR2013のテーマは“電設技術で築くスマートライフ~未来へつなごう安全・安心~"。電設技術が暮らしをよりスマートな生活環境へと導き、次世代が明るく飛躍するためのつなぎ役として貢献する目的を反映させたもので、製品コンクールエントリー製品はそれぞれに特徴があり、高い技術レベルを誇っていた。
なお、来年の同展は、5月28日から3日間、インテックス大阪で開催される。