スウェーデンに本社を置くエイチエムエス・インダストリアルネットワークス社(HMS社)は、次世代ネットワークプロセッサーであるNP40をベースとした次世代ネットワークインターフェース「AnybusCompactCom40シリーズ」の開発を急ピッチで進めている。
昨今、FA業界を中心とした産業界ではEthernetをベースとした高機能ネットワークの普及が急速に進んでいる。世界各国の生産現場では、生産の高速化、効率化だけではなく、省エネ対策(エネルギープロファイルなど)、安全対策(セーフティネットワーク)、さらにはセキュリティー対策(サイバーテロ対策)などへの対応も必要となっている。
HMS社では、これらの高度な要求に応えるべく高速高性能ネットワークSOCであるNP40を開発した。
NP40をベースとした各ソリューションでは、モーション制御に必要な高速性とシンク機能に対応可能で、今秋リリース予定のAnybus
Safety
Moduleとの併用で、セーフティ対策にも容易に対応が可能になる。
2014年初めから各ネットワーク向けソリューションのリリースも予定している。さらに、今年2月、ドイツのIXXAT社がHMSグループに加わった。CANネットワーク、Safetyネットワーク向けのソリューソンが豊富なため、HMSグループのソリューションが大幅に拡張された。
(www.anybus.jp)