製造現場のオートメーション化に伴い、製造用ロボットも含め産業用イーサネットの導入が拡大している。ハーティングは、ロボット向けにモジュラー式角型コネクタHanシリーズで既に多くの採用実績を持つが、最近では、主に制御信号・データ用に小型のコネクタの提供も強化している。
ワンタッチ式小型コネクタPushPullは、IP65/IP67の防塵防水性を備え、内部のロック機構により片手で簡単に脱着でき、ロック時のクリック音で未挿入を防止する。1/10ギガ〓イーサネットまで対応し、最近、USBバージョンやデータ・パワー・信号を自由に組み合わせられる10ピンバージョンも追加した。この製品は制御部とロボット間のインターフェースに最適である。
また、新しいコネクタコンセプトによるHa―VIS
preLinkは、ケーブルをコンパクトなモジュールに終端処理し、RJ45インターフェースなどのコネクタにセットするシステム。
現場の結線作業が不要、終端処理済みのケーブルを接続する箇所に持って行き先端のコネクタに簡単に取り付けられるため、細い多軸のロボット・アームにも適用できる。
テクノフロンティアでは、このHa―VIS
preLinkシステムで簡単にケーブルを延長することができる新製品Ha―VIS
PRELINK中継アダプタも展示する。
(www.HARTING.co.jp)