多摩川精機は、業界最小クラスの超小型ACサーボモータやジャイロ、加速度計を3軸組み合わせた小型慣性センサユニットなどをモータ技術展に出展する。工場、社会、宇宙産業など多分野で活躍する高精度センサ技術を応用したモーションシステムを訴求する。
超小型ACサーボモータ/ドライバ「TBL―i
miniシリーズ」は、取付寸法□14・5ミリ、□19・5ミリ、□22ミリと業界最小クラス。センサも用途に合わせてインクリメンタルエンコーダタイプとレゾルバタイプをラインアップ。サーボドライバTA8410シリーズ、サーボコントローラTA8440シリーズと組み合わせたSV―NETサーボシステムは、半導体製造装置、チップマウンタ、小型X―Yテーブルなどの小型化、高密度化に最適である。
小型3軸慣性センサユニットは、3軸のジャイロ・加速度計を内蔵。温度補正された角速度・加速度をシリアルデータで高速に出力するとともに、そのデータを用いた姿勢角演算や外部情報との複合による速度・位置の算出も可能である。高精度でありながらコンパクト、そして従来の慣性計測装置に比べ安価なシステムである。
(http://www.tamagawa‐seiki.co.jp)