ロームは、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話など、オートフォーカスの補助光源に最適な小型・高出力の面実装レンズ付きLED「CSL0701/0801シリーズ」を発売した。
6月から月産50万個体制で量産を開始している。サンプル価格1個500円。
新製品は、同社独自のデバイス加工技術と光学設計により、面実装の非球面レンズ付きLEDとしては、業界最小クラスの2924サイズ(2・9×2・4ミリ)を実現、実装面積を大幅に低減する。
これにより、同社従来品に比べ、実装面積で65%減、高さで30%の低背化を実現した。
放熱特性を向上させたことで小型ながらも高出力が可能。従来品と同等光度で設計する場合、消費電流の低減に貢献する。例えば50cdの光度を必要とする場合の消費電流は、従来品と比べ25%削減することができる。
さらに、遠方の対象物に確実に光を当てるため、狭指向角による優れた直進性を実現。光軸のズレを〓〓3度に抑えた高精度なオートフォーカスが可能である。
面実装が可能なサイドビューをラインアップ。トップビュータイプ(CSL0701)と、サイドビュータイプ(CSL0801)の2種類から、セットに適した製品を選ぶことができる。