JASMAS(機械安全ソサエティ=ジャスマス、事務局長中村英夫日本大学教授)は2010年1月、「機械安全・製品安全技術の進歩発展と、これらの普及促進を図り、わが国の産業の安全技術の向上による災害の撲滅への貢献によって、産業界の一層の繁栄を図ること」を目的に設立。
会には使用者(ユーザー)、機械・装置メーカー、認証機関、コンサルタント、大学、公的機関などの技術者・研究者が参加しており、安全にかかわる技術者間のネットワークでユーザーの安全を全員でサポートするなど、幅広い活動を展開。
現在、実践的な6つの一般講座(機械安全の基礎、電気安全の構築、安全装置の組込事例と注意事項、ISO13849に基づくパフォーマンスレベルの決め方、リスクアセスメントの実施と対応策)と、2つのテーマ別講座(食品安全衛生の課題と機械安全、印刷機械における機械安全)の安全技術者講習会を行っており、セミナー受講で安全技術者に認定されると各種特典が用意される。また、安全の推進に向けて、関連工業会や協会とも連携・協力しており、特に中小の製造業者が集う業界の安全技術の向上と労働災害の撲滅に注力している。
(http://www.jasmas.org/)