オムロンは、FA機器のトップメーカーとして、セーフティ機器でも、マシンオートメーションコントローラNJシリーズを核に、機械全体の制御をひとつのコントローラで実現するSysmacプラットフォームに、安全制御を担うセーフティコントロールユニットNXシリーズが加わり、シーケンス、モーションに安全制御の統合を実現している。
セーフティコントロールユニットは、Safety
over
EtherCATプロトコルを搭載しており、入力機器から出力機器までひとつのネットワークEtherCATでつながる。
またIEC
61131―3に準拠した共通ソフトウェアSysmac
Studioで安全機能をプログラミング可能。
セーフティ入力ユニットには、生産機械の危険エリアへの作業者の侵入を検知するセーフティセンサやセーフティスイッチを、セーフティ出力ユニットには安全機能を搭載したサーボ機器などを、それぞれ直接接続可能となっており、安全機器の選定や接続性評価にかかる工数を削減できる。
さらに、入力~制御~出力の安全機器を同社製品に統一することで、パフォーマンスレベルの確認も容易になり、安全設計の工数削減に貢献する。
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