ワゴジャパンのワゴI/Oシステムは、1995年に開発したインテリジェントリモートI/Oシステムで、同社独自のスプリング式端子台で培った接続技術と制御用電子機能を融合させ、プログラミング可能なI/Oシステムを実現した。
このうち、「750―354/000―001」は、EtherCATに接続できるリモートI/O通信ユニット。
EtherCATのアドレスEDI(Explicit
device
ID)は通常、ソフトウェアで自動設定されるが、同製品はディップスイッチを装備しており固定IDを設定できる。
RJ45コネクタを2ポート装備しているため、Ethernetスイッチ不要でデイジーチェーン接続が可能。ワゴI/Oシステムは2・4・8・16点単位でデジタル・アナログ、温度入力、RS―232C/485など200種類以上の機能モジュールを用意しており、バスカプラと自由に組み合わせできる。デジタル・アナログを同一ノード内に混在させることも可能で、EtherCAT上での信号入出力用途に柔軟に対応できる。
(http://www.wago.co.jp)