無線ソリューション規格のグローバルな標準化団体であるジグビー・アライアンス(ZigBee)は、ZigBeeホームオートメーションの新バージョン1・2が製品開発に利用できるようになったと発表した。新バージョンは同規格の旧バージョンと完全な相互運用性を持ち、消費者が快適で便利なセキュリティーとエネルギー管理を実現できるスマートホームの構築につながる。
ZigBeeホームオートメーションの新バージョン1・2は、セキュリティーセンサーのバッテリー寿命を7年以上に向上させ、デバイスの組み合わせの標準化や、消費者とカスタムインストローラの双方にとって簡単なインストールとメンテナンスの実現などの重要な新機能を追加している。ドアロックなどのデバイスの機能強化、スマート電化製品、電気計測デバイスなど、追加デバイスへのサポートが含まれている。
また、電力会社の電力供給に接続しなくても使用できる新機能も付加されており、新しいデバイスの統合を促進し、エネルギー利用への大きな恩恵をもたらすことにつながる。