パナソニックデバイスSUNXEtherCAT対応ゲートウェイコントローラ発売最大4095局まで接続できる

【名古屋】パナソニックデバイスSUNXは、同社のフレキシブル省配線システム「S―LINK V」を最大4095局までオープンネットワークシステムEtherCATに接続できるゲートウェイコントローラ「SL―VGU1―EC」を発売した。標準価格は6万8000円。EtherCATは、Ethernetをベースにした産業用オープンネットワークで、高速性とリアルタイム性、優れた時刻同期機能、柔軟なトポロジーを有し、FA現場で普及が進んでいる。 発売したゲートウェイコントローラのEtherCAT側の通信速度は100Mbpsと高速で、最大4095局(マスタ側からの設定時は6万5535局)まで接続して大規模ネットワークを構築できる。 省配線システムの「S―LINK V」は、入/出力の最大制御点数が512点、接続ノード数が256台で、1・2・4・8・16・32点と豊富なバリエーションの入/出力ユニットが完備し、制御機器を効率的に配置できる。 また、省施工の圧接コネクタを使用しており、どこからでも何回でもT型分岐させることができ、渡り配線(バス配線)や多分岐配線(スター配線)も可能。 さらに、国内外の各メーカーのPLC(プログラマブルコントローラ)に接続できる。 そのほか、コンピュータ制御用のコントロールボードやバス直結型コントローラを用意しており、普及が進んでいるオープンネットワーク(CCLink、DeviceNet)にも接続可能。 消費電力は300mA以下、許容通過電流は7A。

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