信明電機は、落雷による誘導雷や過電流により遮断されたサーキットブレーカをマイコン制御で自動復帰させるオートロックブレーカが好評である。
従来はサーキットブレーカが遮断すると手動で復帰させていたが、オートロックブレーカはあらかじめ設定した手順で自動復帰させるため現場に行く必要がなく、無人設備に最適。
誘電雷の多発地のホテル、工場、店舗などの設備電源や携帯電話基地局の電源、自販機などに多数採用。
オートロックブレーカは、遮断を検出してから一定時間の後にブレーカを復帰させるが、復帰動作を30分以内に設定回数以上繰り返すと永久遮断する装置である。
また、正常時間が30分を超えると復帰回数はクリアされ、復帰動作後一秒以内の再遮断を2回繰り返すと永久遮断する。
さらに、保守データとしてトータル復帰回数がLEDに表示され、復帰データは不揮発メモリに記憶、電源を切っても保持される。サージアブソーバを内蔵し機器への誘電雷の侵入も防止する。
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