【名古屋】日東工業は、充電時間を大幅に短縮したプラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)用の急速充電器を開発、9月から受注開始の予定。
従来の普通タイプの充電器は約8時間の充電時間が必要であったが、今回の製品は出力50kWタイプの場合、約30分間で80%の充電を行うことができる。
CHAdeMOプロトコルに準拠しており、自動車メーカー各社のEV車両に対応する。
車両との通信、各種保護機能により、安心して充電が行え、高い安全性を確保している。通信サービス対応タイプの場合、通信を活用しての利用管理が可能。
交流入力は三相3線式200Vで、直流出力は25kW、40kW、50kWの3機種を用意している。防塵・防水性能はIP33。給電用コネクタは接触方式で、EVとの通信方法はCAN通信である。
スタンドアローンタイプと通信サービス対応タイプがあり、25kW、通信サービス対応タイプの外形寸法は幅970×高さ1810×奥行き540ミリ、重量310キロ。
高速SA、道の駅などでのEVインフラ整備用として販売していく予定。