日本能率協会は、2013年度(第3回)の「GOOD
FACTORY賞」受賞企業として、味の素、小島プレス工業、東芝(2工場)、トヨタ自動車、三菱電機の5社6工場を選定した。
同賞は、日本およびアジア地域に進出している製造業の生産性や品質の向上、改善活動に成果を挙げた工場を表彰するもの。特に、アジア地域での活動事例に着目し、そのプロセスや成功要因、社会的貢献などの内容を日本製造業の範とすることを狙っている。受賞企業の受賞部門と工場は、味の素がタイ(カンベンベット事業所)で「ものづくりCSR貢献賞」、小島プレス工業本社・下市場工場(愛知)で「ファクトリマネジメント賞」、東芝がセミコンダクター&ストレージ社四日市工場(三重)で「ファクトリマネジメント賞」、および中国・東芝情報機器杭州社で「ものづくりプロセス革新賞」、トヨタ自動車がインド・バンガロール(TKM)で「ものづくり人材育成貢献賞」、三菱電機がタイチョンブリ(SCI)で「ファクトリマネジメント賞」。
選定にあたっては、書類、現地調査などで、工場の仕組み、運営、効果性、マネジメント基礎の4つの視点から、審査委員会(委員長=電気通信大学情報理工学研究科・新誠一教授)が審査した。