【名古屋】パナソニック
デバイスSUNXは、ハイパワーの実現により、生産性と安全性を両立させた3D制御FAYbレーザマーカ「LP―Mシリーズ」=写真=を発売した。
レーザを搭載した生産設備の普及により、新たな安全規格が制定され、より高い安全対策が求められているが、今回の製品はその要望に応えている。シリーズには、40Wのハイパワーレーザがラインアップされており、より深く、シャープな深彫り印字が可能となった。また、より速い高速印字ができ、タクト短縮による生産性向上に役立つ。さらに、切断、穴あけなどレーザ加工用途にも応用が可能となっており、刃物を使用しないため、品質の良い安定した加工が行える。
3D制御方式で、レーザ光の焦点をZ軸方向に制御できるため、高低差のあるワークにも印字できる。ワークの形状が斜面・曲面・段差などの場合でも、ゆがみのない綺麗な印字が可能。レーザ光のスポット径をコントロールするスポット均一印字機能により、印字の太さや深さを均一にすることができる。
従来、1つだったインタロック回路を2つ搭載、さらに、セーフティリレーの採用により、確実にレーザ電源を停止することができる。
平均出力40Wタイプと16Wタイプ、レーザ遮断機構装備タイプと同非装備タイプ、ワーク間距離190ミリタイプと220ミリタイプなど各種を用意している。