ワゴジャパンは、好評発売中のリモートI/O「WAGO
I/O
SYSTEM750シリーズ」に、3相4線式電源の電力計測モジュール「750―494」をラインアップに加えた。
欧州の3相交流電源は国内で使用される3相3線式とは異なり、中性線がある3相4線式が標準的に使用されている。この製品はL1、L2、L3、各相に設置した電流センサの信号と電圧及びN(中性線)を接続することで、電力量を計算しデータ化することができる。同シリーズのEthernet通信ユニットと組み合わせれば、データをEthernet経由で利用できる。専用ソフトWAGO―I/O―CHEKを使用して、PC画面で各種設定やグラフ表示が可能。CEマーキングにも対応しており、特に欧州輸出用機器に電力モニタリング機能を組み込みたい場合などに好適。
4線式の3相交流480V1A、または5Aに対応。
「WAGO
I/O
SYSTEM」の通信ユニットはEthernetのほか、Profibus、Devicenet、Ethernet
I/P、EtherCATなどを用意しており、主要なフィールドバスでの電力モニタリング用途に対応できる。
また、デジタル及びアナログの入力や出力モジュールのほかRS232/485シリアル通信インターフェースモジュールも自由に組み合わせできるため、汎用性が高く様々な用途に応用できる。
(http://www.wago.co.jp)