東京センサ(東京都江東区東陽6―5―6、TEL03―3646―2501、霜越明社長)は、安全システムソリューションメーカーを目指し、コラボレーションを積極的に展開する方針である。
同社は、テープスイッチ、マットスイッチ、バンパースイッチ、エッジスイッチの製造販売、MEAS社製ピエゾフィルムの販売を行い、工場の安全対策や防犯・アミューズメント業界から評価を得ている。
2014年3月期売上高は、前期比10%増を計画している。
上期は、海外に進出している日系メーカー向けに、マテハン関係の安全に対する商談が増えているが、それ以外は低調であるとして、下期に販売攻勢をかける。「下期は、消費税の駆け込み需要もあり、上期を上回ると思う」(霜越社長)と言う。
現在、FA市場向けが全売り上げの7割を占め、残りが防犯、アミューズメント関係市場である。
同社製品は”安全・安心”絡みであることから、今後は安全システムソリューションメーカーを目指す。製品の幅を増やし、システム構築が可能な体制を整える。「安全市場はまだ成長する。小回りの利く当社の特色を活かし、今後はソリューションメーカーとして、商社、メーカーなどとコラボしていく。このほど加入した日本電気制御機器工業会の機械安全活動にも期待している」(霜越社長)。