オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、小型光電センサの開発に特化した100%出資の子会社「センサビジョン」(安井昭社長、資本金4000万円)を18日付で設立、10月1日から事業を開始する。同社は、これまで小型光電センサの開発を、独・ジック社との合弁会社、ジックオプテックスのみで行ってきた。
昨今、ローコストかつ高品質の小型光電センサのニーズが高まっているため、同社独自の小型光電センサの開発に専門特化する子会社を設立することにしたもの。
同社は従来から、画像センサ・LED照明の開発に特化して取り組んできたため、小型光電センサの開発技術、開発ノウハウに乏しかった。
今回の子会社設立で、小型光電センサの開発を専門的に推進することで、商品企画から開発完了までのスピードを上げ、新製品の市場投入の早期実現を進める。
同時に、価格競争力の高い新製品を欧州向けにジック社を通じての販売や、全世界の市場に供給することで、小型光電センサ事業のさらなる拡大を図っていく計画。