超音波センサでも豊富なラインアップを持つピーアンドエフは、超音波の発振部分がステンレスで完全に覆われたハウジングのセンサ「UMC3000シリーズ」をリリースした。ハウジングは継ぎ目のないシームレス一体構造で高湿度や汚れの付着に強く、使用条件の厳しい食品産業など向けに開発した。
ステンレス1・440(V4A/AISI316L/SUS316相当)を使用した継ぎ目のない構造により、噴射洗浄にも耐えられる保護等級IP68/69Kを実現している。
また、欧州発祥の衛生設計基準であるEHEDGガイドラインに沿って設計された滑らかなデザインは、表面粗さRa0・8を実現し、汚れの堆積など衛生面での懸念も払拭する。
検出距離は、200~3000ミリまで検出可能で、タンクなどのレベル検出に最適。任意の上限下限レベルだけでなく、変位を常時モニタできるアナログ検出タイプもラインナップ。アンプ内蔵、ケーブル引出し式で付属のブラケットと組み合わせれば簡単に設置可能。
プログラミングは、別売の専用アダプタ、UC―PROG1経由で同社のホームーページからもダウンロード可能なフリーソフトのPACTWAREを使用してパソコンから容易に設定できる。
(http://www.pepperl‐fuchs.jp)