立花エレテックは「3Dプリンタ展示セミナー&立花エレテックの得意技展示会」を、9月19、20日の両日、本社で開催し、エンドユーザー、装置メーカーなど、目標を上回る約400人が来場した=写真。
3Dプリンタは、3DCAD、3DCGデータを基に3次元の立体オブジェクトを造形する積層造形方式(加算式)による注目の技術。
製造分野では、製品や部品などのデザインや機能検証などの試作・モックアップ(外観模型)、建築分野では建築模型、医療分野では、コンピュータ断層撮影などのデータを元にした手術前検討用モデル、教育分野ではモノづくり教育のツールなどに応用されている。
セミナーでは、米国ストラタシス社の樹脂を使用した3Dプリンタと、松浦機械製作所(福井市)が開発した金属粉末をレーザーで焼結・造形する金属光造形技術に、マシニングセンタによる高速・高精度切削加工技術を複合させた「金属光造形複合加工機」などについて、3D造形原理と仕組みなどが解説された。
また、展示会場では、3Dプリンタを活用した「3D設計ソリューション」のほか、「生産現場のどこでも見える化」など、技術商社である同社の「得意技」を活かした25の展示ブースで、様々な技術と製品、ソリューションが紹介された。