最先端IT・エレクトロニクス総合展CEATECJAPANエレクトロニクス・IT関連機器最新製品・技術を一堂に 5日まで幕張メッセで開催 587社・団体が2339小間に出展

アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC
JAPAN
2013」(主催=電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウェア協会)が1日から5日まで幕張メッセで開かれている。出展者数は、587社/団体(うち海外18カ国/地域から163社/団体)2339小間となっている。エレクトロニクスとIT関連機器の製品・技術が一堂に会する展示会として今回で13回目となるが、国際的に日本のIT・エレクトロニクス技術が高い評価を得るなかで、同展への期待は年々高まっており、今回も数多くの話題の技術・製品が披露される。開場時間は午前10時~午後5時。事前のインターネット登録および招待券持参者は入場無料。当日入場料は一般1000円、学生500円。最終日の5日は終日無料。
「CEATEC

JAPAN

2013」の今年の開催テーマは、『Smart

Innovation―豊かな暮らしと社会を創る技術力』。IT・エレクトロニクスの技術革新が、暮らしや社会全体を快適に、スマート化していくことを、世界に向けて発信する。

今年のCEATEC

JAPANでは、ステージ名称を「ライフ&ソサエティステージ」と「キーテクノロジステージ」に大きく分けて展示する。

世界のイノベーションを支える日本発、世界最先端の電子部品・デバイスを紹介する「キーテクノロジステージ」では、社会インフラやHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を支える省エネ・蓄エネ・創エネ技術、自動車の電装化や製品機能をコントロールするセンシングデバイス、電気自動車(EV)などの進化を牽引する先進車載部品、スマートフォンやタブレット端末等の小型化やエネルギー効率向上を支えるキーデバイス、安全で快適に様々な機器を操作できる入力デバイス、医療・福祉機器向け各種デバイスなど、世界最先端の高機能電子部品などが出展される。

出展品目は「半導体・デバイスゾーン」で、MOSマイクロ、MOSロジック、システムLSI、デジタルバイポーラ、MOSメモリ(DRAM、SRAM、フラッシュメモリ)、アナログIC、光IC、センサ、ディスクリート(シリコンダイオード、整流素子、トランジスタ、サーミスタ、バリスタ、サイリスタ、光電変換素子、その他個別半導体素子)、パワー半導体、ハードウェア設計ソリューション(システムLSI、ASIC/ASSP、MPU/DSP、FPGA/PLDデバイス、EDA)、ソフトウェア設計ソリューション(組込みOS、デバイスドライバ、ファームウェア、ミドルウェア)、MEMS、その他半導体関連、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、無機/有機ELディスプレイ(EL)、LEDディスプレイ、LED素子(照明用、街路灯用、LCDバックライト用、車載用、携帯電話/モバイル機器用、遊技機用、信号機用)、FEDディスプレイ、蛍光表示管(VFD)、タッチパネル、ブラウン管(CRT)、その他ディスプレイデバイス関連。

「電子部品ゾーン」では、受動部品(抵抗器、コンデンサ、トランス、コイル、振動子、発振子、フィルタ)、ノイズ対策部品、その他受動部品関連、接続部品(コネクタ、スイッチ、リレー)、プリント回路基板、プリント配線板、その他機構部品関連、変換部品(音響部品、磁気ヘッド、超小型モータ、センサ)、高周波部品(デジタルチューナ、RFモジュール)、その他機能部品関連、アダプタ/チャージャー、スイッチング電源、その他電源関連、電池・原材料・装置ゾーン、燃料電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、太陽電池セル、モジュール、その他電池関連、金属材料、フェライト、マグネット、その他材料・素材関連、電子計測器、検査・試験装置、製造装置、実装関連機器・システム、実装デバイス・部品、その他装置関連、自動車用エレクトロニクス、環境・エネルギー関連技術、ヘルスケア医療関連技術、ナノエレクトロニクス、ナノテクノロジ、バイオメトリクス、バイオテクノロジ、科学技術、先端技術、研究発表、産学、知財、人材、自治体、地域産業、電子技術系書籍・ソフト・サービス、その他技術関連。

「キーテクノロジステージ」のエレクトロニクススイート特別展示では、「自治体PLAZA」で全国の地域・自治体との連携・協働により、地域におけるIT・エレクトロニクス産業の集積促進と、優れた地域関連企業の情報発信・顧客開拓・販路拡大を支援し貢献する場を提供する。「NEシアター」では、開催期間中の全日にわたり注目の最新エレクトロニクス技術、次世代ヘルスケア機器開発に必要なポイント、次世代オートモーティブ・テクノロジーを支える最新のエレクトロニクス・トレンドなど、様々なシアター講演を実施。医療機器製造メーカー向けの「デジタルヘルスシアター」では、次世代ヘルスケア機器開発に取り組む企業に向け、求められる技術要件、求められるビジネスモデルの形など今後の産業創造に必要なポイントを解説する。「カーエレクトロニクス・シアター」では、次世代オートモーティブ・テクノロジーを支える最新のエレクトロニクス・トレンドを解説。さらに、「プログラマブルデバイスプラザ」では、プログラマブルデバイスの設計技術や実装技術などの先端テクノロジーを紹介。

「ライフ&ソサエティステージ」で

は、様々な生活シーンをシームレスにつなぎ、明日の暮らしと社会の体験を提案する4Kテレビを始めとする次世代映像技術や、スマートフォン等の最新モバイルコミュニケーションや次世代無線通信、家とエネルギーと家電をつなぎ制御するHEMSやV2H(ビークル・トゥ・ホーム)、家庭用蓄電システム、スマート家電、スマートシティを支えるエネルギーマネジメント、ICTの利活用を促進するクラウドサービス、ユーザビリティの向上やセキュリティに不可欠な認証ソリューションなど、人々の生活をより豊かに、より快適にする技術、製品、サービスなどが出展。

ライフ&ソサエティステージ/ICTスイート特別展示の「HATS

PLAZA」では、HATS推進会議による、複数メーカーの最先端通信機器間の相互接続デモンストレーション展示や、相互接続の重要性を楽しく分かりやすく伝えるステージプレゼンテーションを実施する。

「アクセシビリティPLAZA」では、情報通信アクセス協議会が障がい者・高齢者等が便利に使用できる各種通信機器・サービスなどの展示、デモンストレーションを行う。

「コンテンツ・エクスベリエンス・ゾーン」では、超臨場感技術を活用した立体映像や多視点映像および五感・多感覚コンテンツ、テレワーク技術など、さまざまな最新技術を活用した3D映像アプリケーションおよびそのコンテンツを中心に、今までにない臨場感を持った新たなコミュニケーションを体験できる。

「クラウドコンピューティングプラザ」では、省エネデータセンター(DC)構築、スマートデバイスの活用と運用管理、業務システムや統計情報利活用システムなど、様々な分野のクラウドをわかりやすく紹介。

「商工会議所ビジネススクエア」では、多数の商工会議所会員企業の製品・技術、サービスを紹介する。

また、特別展示「ライフスタイル・イノベーション2013」では、IT・エレクトロニクスが複数のネットワークとつながり、スマート化が進む中で、ライフスタイルと社会のさらなる進化のために”スマート”は技術提案から生活提案へと進化が求められていることから、関連コンファレンスにより、明日のライフスタイルと社会の体験提案を集約して行う。ここでは、「スマートモビリティ」「スマートハウス&ホームアプライアンス」「スマートヘルスケア」「スマートSOHO」の4つのテーマで展示する。

「スマートモビリティ」では、自動車の体験コーナー/走行デモを設置し、試乗などを楽しめる。

2日には「ITS世界会議2013」と「東京モーターショー2013」との連携シンポジウムを開催する。

「スマートハウス&ホームアプライアンス」では、エコーネットコンソーシアムの協力による展示コーナーや、4日にはJEITA企画「スマートメータが切り開く新しいスマートハウス」をテーマにしたパネルディスカッションも予定。

「スマートヘルスケア」では、コンティニュアヘルスアライアンスの協力による展示、3日にはJEITA企画「第4回医療ヘルスケア産業イノベーションフォーラム」を開く。

一方、主催3団体による話題性の高いコンファレンス/キーノートスピーチ/ゲストスピーチも連日行われる。

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