オータックスは、産業用スイッチをベースに、プリント基板上に直接実装するDIPスイッチに注力し、「DIPスイッチのオータックス」として認められてきた。その後、スイッチで培った接点技術を展開し、「接点技術のオータックス」として医療用センサー、エアコン用・FA用端子台、ICソケット、さらには操作用パネルユニット、アルミニウム関連商品群、ゆるみ防止機能付きネジと製品陣容を拡大。
近年では、開発型総合機構製品製造サービス(DMMS)の分野にも進出。スイッチなどの単体部品から筐体などの構造部品にいたるまで、包括的に部品を設計・製造し、完成品の設計・組み立てにいたるまで一貫した製造を提供するサービスを開始し、実績を着実に伸ばしている。CEATECではこれらの製品も含めて紹介する。
このうちDIPスイッチでは、1000種類・月産1300万個体制を確立している。中でも各種電子機器、電気機器、家電市場向けなど電子回路上の各種設定用に開発した1極のジャンパスイッチ「KJシリーズ」を新製品として展示する。年間200万個の生産体制を整備する。ブース№は1A15。
(http://www.otax.co.jp)