インドネシア電力会社向け制御システム
横河が受注
横河電機の子会社であるヨコガワ・インドネシアは、インドネシア・スラウェシ島のラヘンドン地熱発電所の更新プロジェクト向けに、インドネシア国営電力会社であるPT.PLNから制御システムを受注した。現在2万kWの発電設備を4基備えているが、今回このうちの第1号機を改修するもので、2014年2月に運転開始予定。
このプロジェクトでは、発電用蒸気タービンの付帯設備の監視・制御システムの更新で、同社は統合生産制御システム「CENTUM
VP」を納入し、エンジニアリング、据え付け、試運転までを担当する。
地熱発電所に納入する機器には腐食性の物質やガスのある環境でも使用できる耐久性が求められ、同社は、遠隔からの現場機器の監視に加え、故障診断や調整を行える高信頼のシステムや腐食性ガスに強い機器を提供している。
すでに同発電所の第3、第4号機にも「CENTUM
VP」が採用され、順調に稼働している。