小型エンコーダを搭載オリエンタルモーター精密位置決め用ステッピングモーター

オリエンタルモーター(東京都台東区東上野4―8―1、TEL0120―925―410、倉石芳雄社長)は15日、高トルク2相ステッピングモーター「PKPシリーズ」エンコーダ付きの新製品を発売した。販売価格は1万500~1万3500円。

医療機器、光学機器、分析器など精密位置決め用に月間1万台(3年後)の販売を計画。

新製品は、エンコーダ付きモーターを使うことで、現在位置のモニタや位置ズレの検出が可能になった。また、小型エンコーダの搭載により、装置の省スペース化に貢献できる。

出力回路形式は、ラインドライバ出力を採用。差動出力のため耐ノイズ性に優れ、電圧出力に比べて配線距離を大幅に伸ばすことができる。

標準タイプの基本ステップ角は1・8度、エンコーダ分解能は200P/R。高分解能タイプの基本ステップ角は0・9度、エンコーダ分解能400P/R。また、結線方式もユニポーラ方式とバイポーラ方式を用意している。

なお、取付角寸法は、標準タイプが20ミリ、35ミリ、42ミリ、56・4ミリ。高分解能タイプが42ミリ、56・4ミリ。

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