安川電機の業績が好調だ。ACサーボモータやパワーコンディショナなどの売り上げが堅調に拡大、利益も大幅に増加している。
2014年3月期第2四半期連結決算は、売上高が1771億5800万円(前年度比17・7%増)、営業利益126億3500万円(同105・8%増)、経常利益134億700万円(同111・0%増)、四半期利益72億円(同107・4%増)となっている。
セグメント別売上高は、モーションコントロールが822億9100万円(同30・5%増)、ロボットが586億3700万円(同7・9%増)、システムエンジニアリングが162億1600万円(同7・2%減)、その他が200億1200万円(同28・3%増)。
モーションコントロールは、ACサーボモータ・コントローラが、国内及び中国をはじめとしたアジアにおける販売が好調で、中国・瀋陽での生産拡大で収益にも貢献。インバータは、太陽光発電用パワーコンディショナの販売が大幅に増加したことに加え、汎用インバータについても堅調に推移。この結果、営業利益は85億3100万円と前年同期比約5・5倍に増加した。
業績も上方修正し、通期は売上高3600億円(前年度比16・0%増)、営業利益が255億円(同95・1%増)、経常利益260億円(同85・0%増)、純利益が155億円(同127・9%増)を見込んでいる。