北陽電機(大阪市中央区常盤町2―2―5、TEL06―6947―6331、尾崎仁志社長)は、コンパクトサイズながら、計測距離5メートルで66msの高速応答性を実現した測域センサ(レーザスキャナセンサ)「Smart―URG
UST―05シリーズ」=写真=を発売した。
UST―05シリーズは、50×50×70ミリという画期的なコンパクトサイズで、計測距離5メートル、66msの高速応答性を実現。隣接設置の際には、相互干渉対策として同期配線が可能で、従来よりさらに自由なエリア設定を実現している。
また、「UST―05LA」には、RS422を装備。ログ機能として動作中の距離データを一定期間記録し、アプリケーション・ソフトウェアから出力することが可能である。
同社では、光データ伝送装置、自動ドア、カウンタ、各種センサなど、オリジナル技術を駆使した製品を産業界に提供し、高い評価を得ている。
測域センサについては、セーフティ・レーザスキャナ、データ出力タイプ、エリア検出タイプ、光軸チェッカをラインアップ。
発売以来、高機能化を進めており、AGV(無人搬送車)の障害物センサや、自動倉庫内荷崩れ検出などFA分野の用途にとどまらず、幅広いニーズへの対応を可能にしている。