オムロンリレーアンドデバイス(熊本県山鹿市杉1110、TEL0968―44―4101、高橋正憲社長)は、長期間の作動でも省エネを実現した、16A高容量開閉の小型・低背ラッチングリレー「形G5RL―U/―K」を11月1日から発売する。オープン価格で初年度販売目標は50万個。
ラッチングリレーは、コイルに電圧を加えた際に接点がONまたはOFFし、コイル電圧を断ってもその状態を保持する。リレーが組み込まれた機器が作動状態でもリレーには通電せず、コイル消費電力がカットでき、作動が長時間継続する機器で省エネに貢献する。
形G5RL―U/―Kは、ラッチング機能により長期間の動作でも省エネを実現。高さ15・7ミリの小型・低背ながら、16Aの高容量開閉を実現し、突入電流100Aにも対応する。
接点構成は1a、1c、ラッチングタイプは1巻線/2巻線と用途に応じた品ぞろえで、照明機器やスマートタップ、スマートメータ、無停電電源装置(UPS)、PVインバータなどのアプリケーションに対応する。