日本電気制御機器工業会(NECA)がまとめた2013年度上期(4~9月)の電気制御機器の出荷額は、前年同期比104・4%の3168億7000万円と、12年上期以来2期ぶりに3000億円を超えた。100%を超えたのも、11年下期以来4期ぶり。また、上期の出荷見通し額(3050億円)に対しても103・9%と上回っており、見通し以上の順調な伸びを示している。
国内出荷額は、前年同期比99・8%の1954億6300万円とわずかに下回ったものの、輸出は112・7%の1214億700万円と2期連続で100%を超えた。
製品分類別では、操作用スイッチ、検出用スイッチ、制御リレー、PLC/FA、制御専用機器の5大品目すべてが12年下期を上回ったが、前年同期比では検出用スイッチ、制御リレー、制御専用機器の3大品目が100%を超え、検出用スイッチは5期ぶり、制御リレーは2期連続、制御専用機器は3期ぶりに前期を上回った。
なお、NECAの13年度通期の出荷見通しは、105・8%の6250億円となっている。