設置場所の重要度に応じてセキュリティレベルを選択アズビルが非接触ICカードリーダー

アズビルは、同社の入退室管理システム用のカードリーダーシリーズとして、設置場所の重要度に応じて、セキュリティレベルを選択できる非接触ICカードリーダー「スリム―Ⅱリーダー」の販売を開始した。定価は、スタンダードタイプが13万5000円(工事費別)から、高機能タイプが15万2500円(同)から。初年度4000台の販売を計画。

これまで販売していたICカードリーダーが、ICカードによる本人認証のみの単一方式であったのに対し、新製品はICカード認証のみならず、暗証番号による認証方式を組み合わせることができ、より厳密な入退室管理が可能になる。

機種は、ICカード認証と暗証番号による照合を実現するLCD・テンキーを搭載した「高機能タイプ」とLCD・テンキー搭載なしの「スタンダードタイプ」の2種類を完備。例えば、外来者の入室制限にはスタンダードタイプ、厳密な入退室管理が求められる特定のエリアや重要室への立ち入り制限には、高機能タイプといった対象エリアの重要度に応じて使い分けできる。

また導入後に、カバーを交換するだけでスタンダードタイプから高機能タイプに切り替えることも可能。さらに、複数種類の非接触ICカード(FeliCa、MIFARE、TypeB)に対応でき、異なる種類のカードを持つテナントが入居しても最大10種のカードを読み取ることが可能。

今後、同社の大規模向けセキュリティシステム「savic―net
FXセキュリティシステム」、中小規模向けセキュリティシステム「savic―ssEZ」のラインアップ機器として、積極的に販売していく計画。

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